経皮的内視鏡頚椎ヘルニア摘出術(PECD)の受け方と費用 −ヘルニアの治療・手術の専門機関−

伊藤整形・内科クリニック あいち腰痛オペセンター

手術の受け方と適応

頚椎ヘルニア

経皮的内視鏡頚椎ヘルニア摘出術(PECD)の受け方

  • 食事は前夜の21時以降は中止してください。水分は当日朝6時以降は禁止です。
  • 全身麻酔で行うため、当日早朝から入院します。降圧剤使用中の方は朝6時までに少量の水で内服してきてください。糖尿病薬は絶対に朝は服用しないで下さい。
  • バイアスピリン、ワーファリン、その他血液凝固を予防する薬剤を内服の方は手術前7日前から服用は控え、術後も7日間は控えて下さい。ただし、血液凝固予防薬休止の是非につき処方をされた先生に紹介状をお渡ししますので、ご承諾を頂いた上で手術を予定いたします。
  • 保険外診療(自費診療)のため、検査料が7万円、手術入院費が120万円となります。
  • 手術当日の入院手続き時に、手術代金の一括前納をお願い致しております。
  • 1ヶ月後にMRI、CT、レントゲン等を撮影しますが、無料です。
  • 1ヶ月以降の診療がある場合には自費診療として継続になります。

頚椎ヘルニアの程度と手術適応と結果

  • 経皮的内視鏡頚椎ヘルニア摘出術は約90%の有効率です。
  • 中〜大サイズの頚椎ヘルニアが適応です。
  • 少々の骨棘やヘルニアの石灰化も手術は可能です。
  • 骨棘が大きい場合には前方除圧固定術が他院でなされます。
  • 前方除圧固定術に生じやすい続発性の上下隣接椎間板傷害は、内視鏡手術では発生しません。
  • リハビリ等でも症状が改善せず、ヘルニアはさほど大きくない場合には、針レーザーPLDDのみの日帰り手術が適応です。
  • 頚椎脊柱管狭窄症には後方からの椎弓拡大術が他院でなされます。
  • 90%の方には首・肩・腕での痛みやしびれが軽減されます。
  • 10%程度の方に、症状の回復が遅く、術後のリハビリや注射療法をしばらく必要とする場合があります。
  • しびれや筋力低下の回復には時間がかかることがあります。

左図:MRIでヘルニアがC5/6に存在する
右図:術後はヘルニアが消失している

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